いつでも一人じゃないのかも!?
大学の4年間一人暮らしを経験したことがなかった。
1年生の時は女子寮で、その後3年間は自宅で下宿を営んでいる家にお世話になっていた。
女子寮の時は、とにかく規則が厳しく、生活の細部まで決まりごとがあって、
毎日みんなについて行くがやっとだったと思う。
下宿は、明治生まれの国鉄マンだったのおじちゃん夫婦が営んでて仕事がら一分一秒のズレも見逃さない⏱
それなりに緊張感はあったけれど、四畳半の自分の部屋ができたことが嬉しかった。
携帯なんてない時代、連絡を取る方法は、一台の廊下のピンクの電話📞だけで、
「リーン」と鳴ると、居合わせた誰かがとって、
「〇〇さんお電話でーす」と部屋まで呼びに行ってたなあ。
実家に電話する時は、10円玉積んで、県外通話は10円が沢山要った。
お風呂も順番、急ぐ時や用事で出かける時は、声かけあって「先にどーぞ」と譲り合う。
たまに、下宿のお風呂がお休みの日は、町内の温泉に入りに行ってた。
別府だったから、温泉が各家庭に♨️引いてあったけど、
一般家庭で、家にお風呂はあっても、 住民のみなさん町内の公衆温泉にわざわざ入り
に行ってたと思う。
だいたい、町内の温泉、お湯かげんは町の長老🔆のさじ加減で決まる。
そしてビックリするほど、お湯が熱い。
でも、慣れてるのか普通に子ども達も、入ってるし‥よそ者の私たちが水を足すなんて100年早い💦
寮でも、銭湯でも、「こんばんは〜」「お先に失礼します」の声かけあって楽しかった♨️
そうそう、銭湯では、洗髪するかしないかで、20円ぐらい料金が違ったけ、「髪洗いまーす」
と番台のおばちゃんに申告する。
今は、おひとりさまの生活だけど、意外と人が近くに居る暮らしは嫌いじゃないと思う。
大学の友人が、「老後は近くに住もうよ〜」とこの前会った時に、言ってたっけ。
友人同士などで近くに住んだり、シェアハウス🏠で
プライベートと共同スペース両方を上手く取り入れるなど、家族だけでない、
いろんな暮らし方がある。
そうそう‥書きながら、思い出したけど
女子寮の時、2人部屋の私のベッドの🛌上だけ、寝っ転がると見えてたなーおふだ
が貼ってあった。
お塩もあったような気がする。
毎晩見上げながら、ぐーぐー寝てた鈍感な私は、きっと誰かに見守ってもらってたに
違いないと思う。